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大岡川(おおおかがわ)は、神奈川県横浜市市を流れ横浜港に注ぐ二級河川。 上流の日野川と笹下川の合流地点より下流を本来は大岡川と呼ぶ。 == 概要 == 横浜市磯子区氷取沢町(氷取沢市民の森)に源を発し〔見どころ紹介 氷取沢市民の森 (横浜市磯子区公式ウェブサイト)〕〔大岡川の源流までってどうなってるの? (はまれぽ.com 2013年4月7日)〕〔大岡川探訪 (放浪 神奈川 2007年2月25日)〕、上流域の名称を笹下川として北へ流れる。港南区港南中央通付近で同区南部を流れる日野川を合わせ、名称を笹下川から大岡川へと変える。そして南区を北東に流れ、中区の桜木町と本町の境界から横浜港に注ぐ。流路延長:約12kmのうち、河川法に基づく二級河川指定部分は約8.5kmである。 江戸時代に今の南区~中区域に及ぶ吉田新田の干拓事業による埋め立てが行われるまでは、下流域の大半が大岡湾或いは蒔田湾と呼ばれる入り江だった。 大岡湾(蒔田湾)部分を除いた上流部では本来の大岡川の名称では呼ばれず、旧久良岐郡松本村の小字で関之下と呼ばれた地域の日野川と笹下川の合流地点より下流の名称として大岡川と呼ばれる。 室町時代には既に笹下郷が杉田郷から分離成立しており、その旧村域を流れる笹下川(ささげがわ)の河川名は400年超の歴史を有する。 近年、行政では歴史を踏まえず大岡川の河川名で笹下川も管理している。 吉田新田造成で埋め立てられる以前、今の横浜市南区堀之内の寶生寺辺りまで入り江だった。 戦国時代、現在の関の下バス停付近より上流の笹下川は現在の港南区笹下4丁目磯子区洋光台1丁目に主要部分が在った笹下城の水堀の役割を果たし、笹下城外郭出城の松本城の外堀の役目を笹下川~日野川が果たしていた。 周辺には桜並木が並び、毎年「大岡川さくら祭り」が開かれる。嘗ては桜並木ではなく、広大な梅林が流域に複数存在した。 毎年8月には戦没者を悼む灯籠流しが行われている。横浜名産のスカーフは、かつてこの川で染められていた。 近年まで横浜市港南区笹下地域には、嘗て笹下川流域に多数存在した捺染工場の最後の1軒が存在していた。 近年では2012年9月に結成された水辺荘 が、大岡川の水辺を生かしたイベントの開催や賑わいの創出など様々な活動を行っている〔横浜の水辺 「見る」から「使う」へ 「水辺荘」1年 広がる「水辺の楽しみ方」 (ヨコハマ経済新聞<エリア特集> 2013年9月17日)〕。また水辺荘や横浜SUP俱楽部 が中心となって、ハワイ発祥のウォータースポーツ「スタンドアップパドル・サーフィン」(SUP)を実施している〔〔サーフボードに乗って大岡川を流れる謎の集団に突撃取材! (はまれぽ.com 2014年6月6日)〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「大岡川 (神奈川県)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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